Meaningless days

自分が書きたいことを適当に書くだけ

SESを退職してSIerに入社した話

この記事は退職者アドベントカレンダー7日目の記事です。(https://adventar.org/calendars/2878)

昨日はtakashiskiさんの記事でした。(http://takashiski.hatenablog.com/entry/2018/12/06/000000)

概要

  • SESだけど案件ガチャが大当たりでよかったぞ
  • でも誠意は言葉ではなく金額なので転職するぞ
  • 次も頑張るぞ

目次

退職した会社へ入社した経緯

私は「中途未経験」で今の会社に入社しました。退職した会社に入社する前は新卒で事務系の仕事をしておりましたが入社した会社選び、職種選びを誤ってしまい「上司のパワハラ」「大量のサービス残業(50h/月)」「仕事の内容が合わない」という三重苦に耐えかねて半年で退職してしまいました。次の仕事に迷う中で「中途未経験でも専門的な知見を身につけてステップアップ出来そうな仕事」であると考えてITエンジニアを目指しました。一応ITパスポートは取得しましたが、未経験だったので就活は苦戦して入社しました。入社した会社は何社か受けた中で唯一の内定でした。およそ今から2年ほど前のことでした。

退職した会社について

入社した会社は社員数100名「SIerを謳っているSES」で主に三次請〜四次請で仕事をしておりました。その中で私はMS系のソリューションの導入支援という形で最初は先輩社員と、慣れて来ると一人でSIerさんやエンドユーザーさんのところへ常駐して設計や構築、一部運用も含めて多様な仕事をさせていただきました。

良かったところ

自分が今の会社で良かったと思ったのはお客様や上司に恵まれていた点です。よく「案件ガチャ」「上司ガチャ」と言われることが多いですが、案件面ではOffice365やWindows10といったモダンな製品に携わることができ、残業時間も20hまでに収まる程度で適度に忙しい感じだったかと思います。また、所属会社が持っている案件は決まったことをやってるだけの運用や監視が多い印象でしたが、その中で設計や構築の仕事もさせていただけたのはありがたいというか運に恵まれていたのかなと思っております。所属会社では、上司に「会社で勉強会とかあったらいいのになー」って言ったところから部署内勉強会が始まり最終的に他の部署に広まっていったのはよかったです。自分自身も常駐先ででgitを使う機運ができたりAzureADを活用する流れができる度に「勉強会駆動開発」ちっくに登壇させていただき知識を整理するなどできたと思います。(残念ながらいずれも仕事では使えなかったですが…)

なんで会社を辞めたか

当然辞めた以上、上記のような良い点だけでなく以下の悪い点があってすぐに解消されないと考えたため退職しました。

給与が低い

一点目は給与が低すぎる点です(これが一番大きい理由です)。自分が妻帯者であることもあり、入社当時から給与が低いことに悩み一度転職先を用意した上で「誠意は言葉ではなく金額。1円でも高い方にいく*1」と交渉して給与を増額させたこともありました。しかし、そういった姿勢を快く思わず仕事の邪魔をされたり、本来知って然るべき契約情報を隠されたりするなどされ不信感を持ったこともあります。

経営陣の考えていることがよくわからない

二点目は会社の経営陣がダメだと感じたためです(俗に言うベンチが(ry*2。退職した会社の経営陣は事あるごとに「脱SES」「脱下請け」といった威勢の良い事を言ってました。しかし、結局社内にはそんなことができる人材はおらず、社長も年頃の娘息子を抱えていることもあり、リスクを取って何かをしようとする動きは(自分の観測範囲では)なかったです。結局、この会社で動くよりかは「下請けに甘んじていない」会社に移る方が早いだろうなと考えて転職した部分もあります。

もっとレベルが高いところでやりたい

三点目としてはこのままでは自分が異常に持ち上げられて「聖域*3」になる気がして、もっとレベルが高い世界でやってみたいと思い退職いたしました。 いつも、社外の勉強会やTwitterや常駐先の「すごい人」を見る度に自分の至らなさを痛感する一方で、社内では自分が一年目に基本情報、応用情報の資格を取っただけで異様に持ち上げられたりする中でこのままでは「あのお肩(44)*4」「かっぱ(に失礼)(37)*5」のような「聖域」になってしまう可能性を感じ、「もっとレベルの高い世界に身を置いて頑張りたい」と思った結果退職いたしました。

転職活動について

上記の理由を踏まえて転職活動の軸は

  • 年収をあげる(最優先)
  • 優れた技術を持ったエンジニアがいる

といったことを軸にして転職活動を行いました。私も某ひよこの方*6みたく華麗にTwitter転職できれば良かったのですが残念ながらスキル不足で叶いませんでした。 そのため、普通に転職エージェントと面談→会社さんに書類を出して面談という形を取りました。今回の転職活動ではエージェントの方との相性を重視してある意味受ける会社と同じくらい慎重に相性が合う方を選んだつもりです。全体の応募数はうろ覚えですが30社ほど受けて書類通過が8社ほど内定は2社でました。数字だけみると普通の転職活動くらいの数字に落ち着いたかなと思いつつも、一部の企業で最終面接の足並みが揃わず選考を辞退した会社があったのは残念かなと思ってます。次回転職するときはスケジュールは気をつけたいです。(おい)

ただ、個人的には上記で挙げた二つの条件を概ねいずれも満たしている転職先だと思うので概ね満足です。また、自分のように「文系かつ入社から2年で退職を考えているかつ得意(経験)分野がニッチ」といわば「地雷人材」でも「頑張って勉強してるアピール(資格とか自分で検証してる内容を職務経歴書に書いた)」でそこそこ良い会社から内定が取れたので今年退職しそびれた人は検討しても良いかもしれないと思います。

ぶっちゃけ入った会社どうなんだ?

新しい会社は所謂「SIer」で正直「SI」という文字を見るだけで親でも殺されたんかいってレベルで批判をする方もいらっしゃいますしある面では批判は事実だと思います。ただ、今の所属部署についてはフレックスでいつ出社していいし、潤沢な検証環境を独り占めしてるし、部署の人は技術面もビジネス面もかなりレベルが高いしでネットでよく見る「SIer糞糞*7」みたいな部分はあまり当てはまらないように思います。上司からは入社後最初の1on1で「再来年には昇進してリーダーになって〜」みたいなことを言われて期待されている実感があるので頑張らないとという気持ちが大きくなっております。まだ新しい会社に慣れるのでいっぱいいっぱいで心身の余裕ができてないですがそろそろ少しずつ朝晩の読書や検証の時間を作っていければと思ってます。自分は文系出身でCSの知識が足りないなと思うのでこれとかを参考にCSの知識とか数学とか英語とかを勉強して次の転職でさらに飛躍できる土台作りに努めたいなと思います。(あかん) 以上取り留めもなく書いていきましたが、退職したいけどできなくてモヤモヤしてる人はともかく動いてみるのが吉だと思います。この記事を見て少しでも退職する人が増えて最終的にエンジニアの市場価値が高まれば嬉しいです。

明日は、shin_semiyaさんです。お楽しみに。 ​